猪熊弦一郎のおもちゃ箱: やさしい線 hon02

2,970円(税270円)

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香川県に行くなら、お目当てはうどんとMIMOCA(猪熊弦一郎美術館)。
そんな方も多いのではないでしょうか。

この本は、日本を代表する洋画家、猪熊弦一郎の初の物語作品集です。

パリでマティスに師事し、藤田嗣治には「ちゃん」づけで呼ばれる仲だった猪熊さんは、
イームズ夫妻やイサム・ノグチなど、多くの人から愛されました。
自由な絵を描く、自由な人でした。

幼少期から、美術学校時代、念願のパリ・・・と猪熊さんの物語が、美しく楽しい作品とともに綴られます。
描いた作品や、小さな立体作品の数々、そして世界中で集めたビンや小物などのセンスあふれるコレクションが
ふんだんに紹介され、物語を読みながら、アートブックを眺めているような気分になれます。

また、「生活の教養は金をかけてつくるべきものではない」という持論をもち、
道で拾った石や何かの切れ端でも、好みに合えば、そばにおいて大切にした猪熊さんの暮らしには
美しく生きること、よく生きることのヒントが詰まっています。

絵やデザインを志す方、ものづくりをされる方にはもちろん、
インテリアやオブジェ好きの方にもぜひ手に取ってほしい1冊。

さらに、84年に刊行し、長らく復刊が求められていたエッセイ、『画家のおもちゃ箱』も特別再収録されています。

出版社: 小学館 (2018/2/26)
梱包サイズ: 21.8 x 15.6 x 2.2 cm

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